2008年07月29日

iPhoneで幻想的な写真を撮る裏技 

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さて、全体的に携帯電話っぽい使い方は難しかったiPhoneですが、

いじり倒しているうちにおもしろい使い方を発見したので公開します。

 

その名も「iPhoneで幻想的な写真を撮る裏技」

ご覧のように、iPhone単体で写真加工をすることなく、

空間や時間がゆがんだ写真を撮ることができます。

 

まずは見ていただくのが早いと思います。撮影写真の一覧はコチラ(77枚)。 

 

なぜこんな写真が取れるのか?

それは、「iPhoneのカメラの性能の低さ」に理由がありました。

下は、新幹線内から外を撮影した写真です。

電信柱がすごく傾いていますね。さすがにこんな電信柱は存在しません。

ではなぜこんな写真が撮れたのか・・・?

 

実はiPhoneは同一画像内で撮影処理を上のピクセルから行うのですが、

書き込み速度がカメラとしては異常なほど遅いため、

撮影開始後、1の行を記録している間に電車が進んでしまい

2行目の処理をするころには電信柱が動いている、

3行目の頃にはさらに進んでしまっている。

とりあえず一枚の写真として記録(笑)

 

という処理をしていると考えられます。

まさにドップラー効果(笑)

これを逆に利用し、カメラの方を高速で振りながら撮影すると、

上のようなゆがんだ人やビル、波紋のようになった電線と建物を撮ることができます。

 

最大限までゆがませたスーパーワープ写真はコチラ(49枚)。

 

Photoshopのフィルタなどに比べ、

リアルタイムでブレの無い写真が撮れるのと、

時間軸で対象の周りを回り込んだりすることで、

本来写りこまない部分も撮影される、4次元っぽい撮影も可能です。

 

柱の側面と上面が同時に写る!
超魚眼レンズ風
 
長すぎる車
 

 

 

ということで、

全体的にあまり使えなかったけど、素晴らしく幻想的な写真が撮れるiPhoneのカメラ。

 

みなさんもこれを参考に、ぜひ幻想的な写真を撮ってみてくださいね!

 

 

[08/8/10]ご要望が多かったので、撮影している動画をアップしました。

 

 

シャッターボタン押下後、;

このくらいめちゃくちゃに振っています(笑)

 

posted by ヨシナガ at 21:45 | TrackBack(2) | 僕秩チャレンジ!

2007年11月23日

成文堂の佐藤さん徹底レポート(動画つき)【僕秩】

僕秩チャレンジ!」は身の回りに潜む疑問や課題に果敢に挑む企画です。


僕秩チャレンジ!〜第12回〜

スーパーホワイトボーダー成文堂の佐藤さん
動画&静止画徹底レポート!

 

今から約2年前。本屋を見て驚いた。


【2005年11月1日 20世紀少年 クリックで拡大】

本物のイラストはこちら

なんと、20世紀少年のイラストがホワイトボードに描かれていたのである。

近づいて見ると、印刷ではなくその場で描かれたものであることがわかる。

おそらく作者の浦澤さんがこのお店を訪問した際に、記念に描いてもらったのだろう。

 

ところが、その後も次々と驚くべきことが起きた。

 


【2005年12月15日 NANA 18など クリックで拡大】
※青文字にマウスオーバーで 元の本を見ることができます


【2007年6月22日 新世紀エヴァンゲリオン (11)など クリックで拡大】

 


【2007年7月22日 ハヤテのごとく! 12さよなら絶望先生 第9集名探偵コナン 59など クリックで拡大】

 


【2007年7月22日 鋼の錬金術師 17 クリックで拡大】

 

僕はひたすら写真を撮り貯めていたのだが、どう考えても

こんなにたくさんの有名作者がこの店のためにイラストを書き起こしているとは考えにくい。

そう、おそらく誰か一人の達人が様々なタッチを使い分けて書き続けているのだ。

 

ところが、先日仕事の打ち合わせで東京カルチャーカルチャーに言った際に行われていたやきそばかおるさんのイベントで予期せずこれを描いている人に会うことができた。

その名も、成文堂の佐藤さんである。

 

生実演も見せていただいたのだが、

イラスト完成までの所要時間はたったの3分強!

その神業をこちらでご覧下さい。

 

働きマンを 3:43で!

(しゃべらなければ3分以内かも?)

 

バガボンドを 5;03で!

 

ちょっと修正 0:33

 

このように、

 ・手で消してしまわないように左上から書く

 ・小学生がいたずらで消していく

 ・ペンはPILOT社が一番

など、様々な情報も知ることができました(笑)

 

最後に、僕の集めた佐藤さんの作品コレクションです。

作者に合わせたタッチの違いに驚きながら、ぜひご鑑賞下さい。

 


【2007年8月13日 となりの801ちゃん 2 クリックで拡大】

 


【2007年9月5日 ONE PIECE 巻47Steel ball runなど クリックで拡大】

 


【2007年9月14日 NANA、絶望先生など クリックで拡大】

 


【2007年10月1日 となりの801ちゃん 221世紀少年 下など クリックで拡大】

 


【2007年10月5日 HUNTER×HUNTER NO.24 クリックで拡大】

 


【2007年10月15日 有閑倶楽部DX 1 クリックで拡大】

 


【2007年11月7日 NARUTO 巻ノ40 クリックで拡大】

 


【2007年11月13日 のだめカンタービレ #19 クリックで拡大】

 


【2007年11月19日 あたしンち 13 GANTZ 22など クリックで拡大】

 

 

どうでしたか?

まだまだこれからもホワイトボードを描き続ける成文堂の佐藤さん。

これからの活躍に期待大ですね!

 

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posted by ヨシナガ at 04:47 | TrackBack(6) | 僕秩チャレンジ!