さて、全体的に携帯電話っぽい使い方は難しかったiPhoneですが、
いじり倒しているうちにおもしろい使い方を発見したので公開します。
その名も「iPhoneで幻想的な写真を撮る裏技」
ご覧のように、iPhone単体で写真加工をすることなく、
空間や時間がゆがんだ写真を撮ることができます。
まずは見ていただくのが早いと思います。撮影写真の一覧はコチラ(77枚)。
なぜこんな写真が取れるのか?
それは、「iPhoneのカメラの性能の低さ」に理由がありました。
下は、新幹線内から外を撮影した写真です。
電信柱がすごく傾いていますね。さすがにこんな電信柱は存在しません。
ではなぜこんな写真が撮れたのか・・・?
実はiPhoneは同一画像内で撮影処理を上のピクセルから行うのですが、
書き込み速度がカメラとしては異常なほど遅いため、
撮影開始後、1の行を記録している間に電車が進んでしまい
2行目の処理をするころには電信柱が動いている、
3行目の頃にはさらに進んでしまっている。
↓
とりあえず一枚の写真として記録(笑)
という処理をしていると考えられます。
まさにドップラー効果(笑)
これを逆に利用し、カメラの方を高速で振りながら撮影すると、
上のようなゆがんだ人やビル、波紋のようになった電線と建物を撮ることができます。
最大限までゆがませたスーパーワープ写真はコチラ(49枚)。
Photoshopのフィルタなどに比べ、
リアルタイムでブレの無い写真が撮れるのと、
時間軸で対象の周りを回り込んだりすることで、
本来写りこまない部分も撮影される、4次元っぽい撮影も可能です。
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柱の側面と上面が同時に写る! |
超魚眼レンズ風 |
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長すぎる車 |
ということで、
全体的にあまり使えなかったけど、素晴らしく幻想的な写真が撮れるiPhoneのカメラ。
みなさんもこれを参考に、ぜひ幻想的な写真を撮ってみてくださいね!
[08/8/10]ご要望が多かったので、撮影している動画をアップしました。
シャッターボタン押下後、;
このくらいめちゃくちゃに振っています(笑)